10月2日 パワーオブフリー(S) ココからコレから 10月7日 フライングピンク 10月11日 パーティーパープルジュニア

10月2日 パワーオブフリー(S)

コル「怖い話」、XXCLUBが面白かったです。
お名前がわからないのですが(後でわかったら追記します!)、音声を使ってネタ中に何度もバスローブを脱ぎ捨てるピン芸人さんがいて、着るときに袖がどこだかわからなくなって音声だけ先に進んじゃう……瞬間とか、南京玉簾を大量に使うセカンドの出番の後暗い中玉簾を片付けるカチャカチャという音がする瞬間のあのかんじが、ライブに来たなあ、というかんじがしてすごく好きです。

ココからコレから

開場を外で待っていたら「旅立ちの日に」の前奏と木田さんの絶叫が聞こえてきて、あのネタ……!とわかって面白かったです。大好きなネタなので見られてうれしかったです。
ADVANCEは「商店街ロケ」でした。「俺らは小中の同級生だから」を初めて聞いて、来るところまで来たな……!と思いました。

企画:1秒ネタ
すごく面白かったです。鳥ザリガニが好きすぎます。


10月3日

「ビッくらぼんの365日・芸人日記(147)」を読んだ感想を脚注に書きました。*1

10月7日 フライングピンク

ネタがみんな面白かったです。
ガクヅケ「誘拐」?が、大きい装置も含めてすごかったです。YouTubeで見られる昆布ろせんのネタもそうなのですが、赤ん坊の声の使い方に容赦がないところがどうしても面白くて……

企画:サメゾンビの「滝けずり~ギャグ男編~」

その、フフッてなる面白さはあったんですが、いかんせん「ウケるのは不正解」っていう空気はウケるためには足枷だったのでは、と思いました!(笑)

10月11日 パーティーパープルジュニア ~賞レース一回戦敗退者たちの集い~「僕たちはまだ終わってない!!」

「KOCは一回戦で九割落ちるのでKOCの一回戦突破は実質M-1の二.五回戦突破」というコント組の主張に、厳しい世界だなあ……と思いました。
「正直通ったかなとは思いました。良いコントをしたので」と言うばんどーら森さんの凛としたお姿がとてもかっこよかったです。
フカミドリ杉山さんが「これ(パーティーパープルジュニア)はいじめじゃなくて、レイプだなって……」と言ってて自分の野次馬根性が恥ずかしくなりました。
舞台に並んでる芸人さんたちを見て、二回戦に行けないはずがないのに、と思うコンビの多さが怖かったです。
私はお笑いのライブに通い始めるまでM-1が一回戦から三回戦、準々決勝、準決勝、敗者復活戦、決勝と六回か七回も勝たないとチャンピオンになれない大会だということを知らなかったし、その全部の戦いにネタ順や客層や評価基準といった運としか言いようのない要素がたくさんあって、それでも芸人さんはとにかく良い漫才をするためにネタを作って、磨いて、ギリギリのところで戦ってるんだということも知りませんでした。今はテレビに出ているだけが面白い芸人さんじゃないし、それこそ一回戦で敗退しても面白い芸人さんもたくさんいる……というのも知って、なんというか、だから無責任に「つまんない」とか「オワコン」とか言うのは常に何も知らない人たちなんだと思います。ということを準決勝進出者発表のあとのごみラジオを聞いていて考えさせられました。
「世界平和」くらい漠然とした願いになってしまうんですけど、全てのすばらしい芸人さんがすばらしい結果を得られますように。

*1:ADVANCEの記事に限らず言ってないことを書いてある、という話が度々上がるのは論外だし、ありえない誤字とか、「兄」「弟」とかいうナメた表記も許せないんですけど、私が一番腹が立ったのは多分この人、全組そうとは言いませんが少なくともマセキの一部の芸人さんに関しては絶対ネタ見てないですよねということです。「息ぴったり」は一般にもやもやと想像される不特定の双子(兄弟)漫才師の特長であって、ADVANCEに関しては特長を挙げていって100個目のやつだと思います。ADVANCEは双子なら双子ネタをやるはずというレッテル貼りを軽く飛び越えて面白いことをやってるのに、せっかく向き合って話したインタビュアーの人がそういう先入観の殻から出てこなかったということが悲しいですし、真摯さに欠けると思います。紹介する芸人さんの数が多いのは素晴らしいんですけど……。せめてネタは見ろよ、無料のライブだってあるんだから、と思うけどそうするとかかる時間が2倍とかになって、記事の数が半分とかになってしまうのかな、いやでもネタ……などと頭の悪いことをぐるぐると考えました。かが屋の記事は好きでした。かが屋がNHK総合の朝の番組をやることになったら毎日早起きできます!待ってます!